2024年10月19日(土)、つじやまサロン「フォトの集い(屋外撮影編)」が開かれました。
昨年に引き続き、講師は蔵坪町内会の成宮孝親・眞理子ご夫妻(ヨコハマ・スタジオ)。
青少年会館内で国家検定一級写真技能士であるお二人に家族や日常をスマホで撮る際の小さなコツを教えていただき、また村松裕子さん(6B班・町内公式インスタグラム担当)は、参加者へのお土産「スマホ用リモコンシャッター」の上手な使い方と実際の撮影作品をご紹介。
その後は、見慣れた「さんかく公園」で思い思いに撮影。
ご指導いただきながら、楽しい時間を過ごしました!
成宮さん、ありがとうございました~
夢中になって遊び子どもとは、目線の高さを合わせて
成宮さんからはまず、家族、特に小さな子どもは夢中になって遊んでいる表情が「とても魅力的」と。
その際に大切にしたいのは、スマホで撮影する「高さ」です。
大人の目線で上から見下ろすようにして撮るのではなく、子どもの目線と同じ高さで撮ると、生き生きとした日常の表情を写すことができるそうです。
実際に村松さんが撮影した写真も見ると、目線の高さを変えるだけで、子どもたちの楽しい雰囲気が伝わりますね!
何を撮りたいのか、何を背景にするのかを見極めよう
また、撮影の際には「何を撮りたいのか、何を背景にするのか」を見極めることが大切、とも。
背景に写したくないものが入っていないのか、何に焦点を当てて撮りたいのかを考えます。
そして、大切なのが「画角(がかく)」です。画角とは、撮影した際に写真に写る範囲です。
時折、撮影前に両手の親指と人差し指で四角形を作って覗く仕草をする人がいますよね、
アレが「画角の設定」ですが、今回は参加者が早く画角に慣れるようにと、手作りツールを全員に配っていただきました。
「自分は写したいものを撮影したつもりでも、たくさんの内容が盛り込まれてしまっていて、一体何を撮りたかったのか、わからない写真って多いですよね」とは、成宮孝親さん。
このツールをちょっとかざせば、何を撮りたいのか、どういう背景になっているのか、確認できますね!
そして、「光」も正面からですと眩しく目をつぶっってしまうこと等が多いので、顔の向きを変えた方がよい場合があります。逆光での撮影もきれいな輪郭が出て面白いのですが、顔が暗くなったりします。撮影結果は、スマホ画面を布や手、帽子などで軽く覆って思ったように撮れているか、確認しましょう。また、手ぶれ防止のために、腕を身体につけてシャッターを切るのが基本です。
日常の中にも面白さがある!
「遠くの観光地に行かなくても、近所の花や公園でも面白い写真は撮れますよ」とおっしゃる成宮さんご夫妻。撮影したいものにぐぐっと寄ったり、あるいはちょっと変わった角度にかざしてみたりすると、普段は見えないものが見えてきます。
成宮さんが写した「さんかく公園」は、明るい陽射しの中で少し憂いをたたえ、いつもの「子どもの遊び場」とは少し違った面もち。角度や視点次第でこんなに違うのですね!
最後に、村松さんから参加者へのお土産の「スマホ用リモコンシャッター」を使った楽しい写真も紹介していただきました。スマホ用三脚と一緒に使えば、こんな瞬間写真もとれます。
スマホを地面に置けば、普段見られないような角度からの写真も。
「さんかく公園」では、参加者それぞれで撮影会。
成宮さんにご指導をいただきながら、みんな少し不思議な姿勢で見過ごしがちな被写体にフォーカス!
30秒弱の動画にまとめましたので、ご覧ください。
公式インスタグラムでも、当日の様子が見られますよ。
@yatoyabe_higashi • Instagram写真と動画
最後に、成宮さんからは「楽しく、自由に、自分らしい表現で撮影するのが一番大事!」とメッセージをいただきました。
来年もご参加くださいね!
お待ちしています。
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