戸塚駅から大トンネルに抜けるバス通りの停留所「蔵坪」近くの「ヨコハマ・スタジオ」さんには、8月27日(日)午後に開催される「つじやま茶会~フォトの集い(静止画コース)」で講師を務めていただくことになりました。
いつもすてきな写真でスタジオのウインドウを飾っている成宮孝親(たかちか)さん・眞理子さん夫妻から指導いただけますので、きっと私たちの写真の腕前も格段に上がること間違いなし!です。
今回は講師を務めていただくにあたって、成宮さんから寄稿いただきました。
ヨコハマ・スタジオは1980(昭和55)年から、近隣の皆様に「写真屋さん」と気軽にお声がけいただいて、今年で44年目を迎えました。冠婚葬祭といった人生の大切な節目のお写真から、証明写真や記録写真、学校関係のご用命をいただいています。
私、孝親(たかちか)の家は江戸時代から戸塚で農業を営んでいました。わたしが学生だった1950年代後半に撮影した、今の鳥が丘の風景写真を見返すと、なだらかな丘陵に雑木林があり、その他は一面が田んぼという地域でした。
私はこどもの頃からレンズに興味を持ち天体観測を楽しみ、卒業後にはプラネタリウム等の制作会社である「五藤光学研究所」や商業写真の最先端の現場、六本木の写真スタジオ、新聞社、また映画会社でスチールの担当を経て、蔵坪町内で営業写真館を始めました。アメリカ西海岸における写真事情の視察後、1988(昭和63)年には新しいスタジオを完成させ、1991(平成3)年に眞理子と結婚し、今は夫婦2人でスタジオ経営を進めています。
今までで印象に残っている作品の中から、1枚をご紹介しますね。
フィルムからデジタルへの移行期のスタートになった写真です。
タングステンという暖色系の光を放ち独特の色味の写真になる照明を使いました。
近年あまり使われなくなっている照明機材ですが、私たちのスタジオでは今も使い続けており、変わらずに好評をいただいています。
最近は笑顔たっぷりの写真を残したいというお客様が多く、撮影自体が楽しい思い出になっているように感じます。
レンズをとおしてお客さまの大切な“瞬間(とき)”を創るときは、わたくしたちの誇りと喜びの時でもあります。
これからもゆっくり、そして確かな仕事を心がけ、末永く携わりたいと思っています。
8月27日の「フォトの集い」では、写真を通して暮らしがさらに心豊かに楽しくなるようなご支援ができれば、と準備を進めています。
町内の皆様とお会いできることを楽しみにしています。
国家検定 1級写真技能士 成宮孝親・眞理子
住所 戸塚区矢部町645
HP URL https://express.adobe.com/page/mDVaP/
メールアドレス 045.881.1630yokohama.studio@gmail.com
電話・FAX 045-881-1630
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