矢部小学校の向かい側にある「谷矢部池(やとやべいけ)公園」は、小学校のこどもたちが自然観察や農業体験等で利用しています。また、毎朝6時30分からはラジオ体操も行われ、当町内会の方も参加しておられます。初冬の色づく木立を眺めながらお散歩するのに、まさにぴったりの場所ですね。
公園の一角には小さな「ぷらっと谷矢部」という建物があり、開所日には立ち寄ることができます。この地域拠点「ぷらっと谷矢部」を管理・運営している団体が「特定非営利活動法人 ぷらっと」です。当町内会は団体の活動に賛同し、賛助会員として支援(年間1口/1万円)しています。
隔月で情報紙『ぷらっとだより』も町内で掲示していますが、まだあまり当町内では知られていない「ぷらっと」の活動について、今回、事務局の伊藤純子さんと七戸順子さん(どちらもアザリエ自治会)に寄稿いただきました。
Q「ぷらっと」設立の経緯や理由を教えてください。
2007年、谷矢部池公園が大規模改修工事を経て、池の奥にある雑木林もかなり整備されたことを機に、周辺の5つの自治会/町内会(谷矢部西、アザリエ自治会、協和町内会、戸塚陽栄自治会、踊場町内会)、横浜市立矢部小学校&PTA等が会員となっている「谷矢部池公園愛護会」の活動が活発になりました。2011年には、当時の矢部小学校の校長先生の発案で谷矢部池公園愛護会が中心となって、地域のお祭りとして「竹灯籠の夕べ」を企画しました。開催に向けては、年間を通して竹の伐採・草刈りなどの整備が必要になり、協力してくださる方も増え公園での活動はますます盛んに。しかし活動前後の相談は、いつも公園での「青空会議」です。「公園内にゆっくり話せる場所があれば…」と夢のように考えていました。
そうした中、2016年春に横浜市が実施している「ヨコハマ市民まち普請事業」があると知り、ダメ元で申請にチャレンジ! 5年間にわたって「竹灯籠の夕べ」を開き、また矢部小学校と連携して活動していること、多くの方と協力関係があり地域に多くの賛同者や協力者がいてくださることが評価されて、2回にわたる審査を通過しました。
建物を所有するには法人格が必要となりますので、2017年「特定非営利活動法人 ぷらっと」を設立。そして2018年、ついに谷矢部池公園で人と人がつながれる拠点として「ぷらっと谷矢部」の開設にこぎつけました。
Q 活動の特色と現在の活動内容は?
「未来につながるふるさとづくり」をテーマに、地域の皆さまが谷矢部池公園の林や池、せせらぎ等の自然とふれあい、また「ぷらっと」を憩いの場、人との交流の場として有効に活用していただきたいと考えています。公園には都市部には珍しく豊かな自然が残り、こどもたちの学習の場や地域の交流の場としてもさらに活用できる可能性があります。私たちの団体がコーディネートすることで、様々な団体やグループが連携した多様な活動を展開できることをめざしています。地域の皆さまとともに森の恵みを享受できるようにしたいと願い、現在、人と自然、人と人がふれあえるような体験型の各種ワークショップも提供しています。
具体的には次のような活動を進めています(2022年度実績)。他にも多くの活動を行っていますので、最新情報は町内で掲示されている『ぷらっとだより』やFacebook、あるいは「ぷらっと谷矢部」でご確認のうえお問合せ・お申込みください。
<谷矢部池公園の環境を活かした活動>
・やべいけ田んぼ~親子で体験~(5月〜10月/親子) ・ツリークライミング(5月・11月/小学生〜おとな) ・夜のいきもの観察会(6月/どなたでも)
<公園を訪れる人と人とが気軽にふれあえる場づくり>
・カフェ・バード(夏季を除き月1回/どなたでも) ・ぷらっとフェスティバル(3月開催/どなたでも) ・スポーツフェスティバル(11月/どなたでも)
<こどもを中心としたものづくりの活動>
・竹で水鉄砲をつくろう(7月/どなたでも) ・やべいけ発明クラブ(年間月1回/小学4年生以上)
私たちスタッフのお勧めは、谷矢部池公園の三大フェスティバルの「竹灯籠の夕べ」「スポーツフェスティバル」「ぷらっとフェスティバル」。
こんなに身近な場所で体験できる「ツリークライミング」はとっても貴重です。ぜひ一度トライなさってみてはいかがでしょう。
また、小学校の放課後に公園で遊ぶこども達の中には時々、心と身体をひと休みさせに来てくれる子もいます。少しでも癒しの時間になればと思います。
Q 運営する皆さんのプロフィールや、矢部池への想いをお聞かせください。
活動の中心になっているメンバーは、2011年度の矢部小学校PTAの役員です。第1回の「竹灯籠の夕べ」に参加してご縁がつながり、気がつくとここまで来ていました。
また、私(伊藤純子さん)は童話作家の佐藤さとるの大ファンなので、佐藤さとるが住んでいた矢部の近くに住みたくて引っ越してきたほどです。矢部池は『ふしぎな目をした男の子』で埋め立てられそうになるところを、主人公の少年タケルとトモダチであるコロボックルが協力して救った美しい「桜谷の用水池」の舞台になったところですよね。
そんな矢部池を、地域の皆さんと一緒にずーっと守っていきたい、と思っています。
Q 最後に、谷矢部東町内会へのメッセージをお願いします。
私たちの団体は「ぷらっと」を運営する役割は担っていますが、イベントでは本当にたくさんの地域の方々のお力に頼っています。どの方もとてもすばらしい特技をお持ちなのです。竹細工を創ったり、樹木を切ったり、ペンキを塗ったり、またお花の手入れをしてくださったり…。それぞれの方が時間のあるときに、ぶらりと立ち寄って少しずつ協力してくださり、本当にありがたく思います。
谷矢部東町内の皆様にもぜひ、お散歩の途中での休憩、ちょっとだれかと話をしたい時や水分補給にも、開所していたら気軽にお立ち寄りください。アリゲーターガーの展示や、昔遊び体験、利用者さんの作品や写真の展示もあり、また月1回のカフェ・バードの日には、生豆の焙煎からこだわったおいしいコーヒーの飲みくらべを楽しんでいただけます。ご支援いただいている町内会の皆様には、「ぷらっと」を優先的にご利用いただくこともできます。
少しずつご縁を深めて、末永くおつきあいいただければ嬉しいなと思います。
滝沢喜昭さん(8班)がこどもの頃には、矢部池で泳いで遊んだこともあるとお聞きしました。
「ぷらっと」の皆さまからのお話を伺い、いつまでも豊かな自然を保全し、人と人、人と自然が交流できる場所であってほしいと思います。
コメントをお書きください
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ (木曜日, 08 12月 2022 11:00)
すご〜い
ggg樹医jhgfcdghじおいkじゅhygfdfちゅうh (木曜日, 08 12月 2022 11:01)
お_g8羽g39y4vh¥3えrにいxkcfpr4tふぃ8うg4レ3ぃ8あえgggCDfskjkじおdきえおfdきうjれjきお家事自負ネイル非rfpくぉえるお1q3いるろ]π08t15雨342y¥03^g4うb3里クェ和田さん・まだしもzx、gcんjmgggjんhbgヒュおjhgggjんhbgふgggggggggggggさzdfrtgふっhjkぉkjんhbghんjklk、mn、l。;g、kmんgggggggっgfれds座スァっsウェggggggggbh時gjんbんjきjhbvgふいうhgggggぎゅyggggggちゅyggggヒュgg具hgggヒュいおlkjhbgvぐhgfvgふいjhgvfghj
山崎まり (木曜日, 08 12月 2022 16:53)
コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。
残念ながら、文字化けして読めないのですが、とても嬉しく存じます。
もし、機会があれば再送いただければ幸いです。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!
はすみひろみ (火曜日, 13 12月 2022 13:26)
「お隣はこんなひと、こんなとこ」ネーミングがとっても素敵です。
谷矢部池公園は竹灯籠が有名ですが、ツリークライミングを始め、他にもたくさんの事が楽しめる素晴らしい公園だと、良~くわかります。楽しそうで、参加したくなります。
実際、2022年10月のツリークライミングを申し込もうとしましたが、既にキャンセル待ち状態でした。仕方ない!ここは大人の対応で子どもたちに譲って、来年に期待する事にします。
とっても残念でした。
楽しい記事をありがとうございます。
お散歩を兼ねて遊びに行きます!!
山崎まり (水曜日, 14 12月 2022 15:23)
はすみさま、励ましのコメントをありがとうございます!
「ぷらっと」の皆様はとても熱心に活動を続けておられて、矢部池愛がはんぱない、と感じました。
谷矢部町内でも利用している方が少なくありませんし、特に矢部小のこどもたちには大切な場所です。これからも応援していきたいと思います。
引き続き、「ぶらりYABE」もご支援ください。
なかむら (月曜日, 11 9月 2023 23:27)
昔の矢部池なつかしいですね、以前は魚やザリガニがたくさん生息してましたが、
最近は近代化(?)されて奇麗になってました
昔の矢部池の写真貴重ですね♪
中村さま (月曜日, 18 9月 2023 11:18)
ご返信が遅くなって申し訳ございません。
コメントをご投稿いただき、ありがとうございます。
矢部池の昔のこと、もう少し調べてみたいな、と思っています。
風早と呼ばれた矢部池の近くの集落では「競馬」的なものも開催されていたかもしれない、という情報を寄せてくださっている方もおられます。
もし、何かご存じのことがあればお寄せくださいませ。
これからも、谷矢部東町内会HPをご支援のほどを!